検索

トップ

タイトル 肥満はなぜ溜まる? 
コメント

 

= 肥満 =

 満開だった桜の花も散り、ひと雨ごとに暖かくなり初夏を感じさせる頃となりました。これから夏に向かって服装も薄着となり、痩せた方も太った方も気になる季節の到来のようです。特に太った方にとっては、昨年利用した服に余裕がなくなり、なんとなく着ていて暑苦しさを感じたり、体が重いと感じたりされていると思います。

脂肪はなぜ溜まる?

 肥満を引き起こす原因となるのは、過食、運動不足、便秘などが大半を占めていますが、多少食欲が旺盛でも体を動かす量が多ければ(代謝がさかんであれば)肥満になりません。また栄養物を全身に代謝していく働きが悪いとコレステロールや中性脂肪などが蓄積し、肥満へとつながります。

肥満になると成人病にかかりやすい

 肥満の人のすべてが、成人病にかかりやすいというわけではありません。肥満の方は、そうでない方と比較して糖尿病や高血圧病などの成人病にかかりやすいと言われています。従って、肥満というものは成人病の危険因子(リスクファクター)の1つと考えられるわけです。

 肥満のタイプには、皮膚の下に脂肪がつく「皮下脂肪型肥満」とお腹の中の内臓(腸についている膜)に脂肪がつく「内臓脂肪型肥満」があります。

 内臓脂肪が増加すると、*1遊離脂肪酸が通常より多く肝臓に流れて、肝臓の代謝が悪くなり糖尿病や高血圧、高脂血症を起こしやすくなります。これらの病気は、いずれも動脈硬化との関係が深く脳卒中、狭心症、心筋梗塞などを引き起こすおそれがあります。  

*1 体内に存在する脂肪の1つで、主にエネルギー源として消費されます。消費されなかった遊離脂肪酸は、皮下脂肪や内臓脂肪として体内に蓄積されます。

 

食事療法と運動療法で効果的に減量する

 ダイエットの基本的な考え方は、体に入ってくるエネルギーと出ていくエネルギー(消費される)のバランスを後者の方、すなわち出ていくエネルギーの方のバランスを高めてあげれば良いことなので、効果的なのは入ってくる食事を少し制限してあげ、運動で出ていく方を少し多くしてあげれば効果が倍増するわけです。



 

食事療法 

・食事量全体を低エネルギー(特に甘い物は控える)にする。

・早食い、夜食、間食はさけ、なるべく時間をかけ、ゆっくりとバランスのとれた食事をする。

・3度の食事(朝ヌキはさけ)を心がける。

・アルコールは控えめにする。 

 

運動療法

 1日1万歩を目標にして、汗ばむ程度に毎日歩くとよいでしょう。なかなか時間が取れない時は、エレベータを使わずに階段を利用するなどして、最低7000歩は歩くように努めて下さい。

 

 減量の目安

 急激な減量は、健康を害しますので、月に1~2kg程度の減量を目標に根気強くすると良いでしょう。無理な減量をすると、体調を壊したりダイエットの反動で逆に過食に走ったりしやすくなります。最後にダイエットの最高の治療薬は、あなたの忍耐と根気です。健康食品のチラシにまどわされずに普段の生活の中でダイエットするのが一番無理のない方法だと言えます。今日から実行すれば、一週間で1kgの減量はすぐに可能です。