健康食品について
大手の飲料水メーカーをはじめ、インターネット上には数々の健康食品、健康補助食品などの健康を応援するサイトが立ち上がり活況を呈しています。 消費者が商品を購入するための便利さを収めたツールが駆使されカラフルなイラストなど魅力的なページが多数ございます。 消費者の皆様方が健康食品を正しく理解していただくための情報を出来るだけ客観的にお伝えする事を目的として内容を準備いたしました。と言うのも健康食品が本来の姿から飛び越えてあたかも医薬品の如き「・・・に効きます」と言ううたい文句で紹介されたりするような事例が多く存在し、消費者の皆様に健康食品をアピールし過ぎたために色々な弊害も生じたりしています。 本来健康食品に過大な期待をしてもいけませんし、過小の評価もしてはいけません。 どこでどう間違ったのか、健康食品が一人歩きし健康を増進するものとして認識されているケースなどもございます。 健康食品はあくまでも食品の延長上にあるもで、不足する栄養素を補うものです。 外国ではサプリメントと呼ばれ栄養を補う補足するという意味です。 従って健康食品は食品の代わりになるもではありません。
 医薬品を服用するだけで人間は生きてはいけませんし健康食品のみを服用しても生きていくことは出来ません。 三度三度の食事をとりバランスの良い栄養を取り入れることで人間の生命活動が維持できます。食事が全ての栄養源となります。 まずその事を十分に理解していただきたいと思います。 すべての源は食事からバランスの良い栄養を取ることです。 後程、健康食品の位置づけを理解していただきますが、一言で言えば、健康食品は医薬品ではありません。 医薬品には定められた用法容量(いつ服用するのか、一日にどの程度服用するのか)に決まりがあり、そういった効果(効き目)を謳うことが出来ません。 服用するおおよその目安が示され、例えば○○○の栄養の不足する方は1日に6粒程度を目安に服用してくださいとしか謳う事が出来ません。 健康食品の位置づけの理解を深める為に図をご覧下さい。
 医薬品と健康食品とは位置関係が異なっています。その中間に位置するのが保険機能食品と呼ばれるものです。 特に特定の機能を持ち合わせた、例えば血圧の高い方に、血糖値の高い方に、効能を謳う事が可能で厚生労働省の許可を得たのが、特定保険用食品(いわゆるトクホ)です。 また特定の栄養素の含まれる栄養機能食品と呼ばれるものもあり、両者は 保険機能食品と言われています。 治療用の医薬品を服用するまでもないが健常人(健康な人)に比べると病気に進展する可能性のある予備軍に相当する方が利用すべきものと言えます。 生活習慣病の予防につかわれます。 生活習慣病を少しでも改善する可能性があるというものです。 医薬品は厚労省によって用法、用量、効能、効果がしっかりしています。 いわゆる健康食品、たとえば大麦若葉は厚労省の許可は必要ありません。 あくまで食品の範疇なので、野菜不足の方に目安として何個お飲みくださいとしパッケージ裏などに記載してあります。 これが健康食品です。
ここで皆様に周知していただきたい事がございます。 健康食品だからといって必ずしも体によいものばかりとは限りません。 過去に女性の方がダイエットで健康食品を服用して亡くなった例がありました。インターネットで販売されている健康食品のなかには、本来入っていてはいけない未承認医薬品成分が入っていたりすることもあります。 ダイエット食品の中に、抗精神薬が入ってたり、食欲中枢を抑えたりする成分が入ってたりしたことがあり、死亡者もでました。 健康に良かれと思い服用したのが健康を害することになっては本末転倒です。健康食品は体によいからと、むやみやたらに何でも買うのではなく、よく相談してからお買いになって下さい。 買って頂きたいと思います。 さて、健康食品は不足する栄養素を補ってくれるものです。 不足しない栄養素を補っても意味のないことでしょう。
満ち足りた栄養素に更に栄養素を補うことは過剰摂取となります。 栄養素が水溶性で過剰なものが代謝され排泄されやすいものであればそう心配する必要はないでしょうが、とは言え無駄な栄養素は代謝・排泄に無駄なエネルギーを使いますので、栄養の浪費といえるでしょう。 戦後日本人の栄養摂取量はカロリー摂取も増え豊かになりました。
 しかし3大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質は満たされたとしても(その構成比率は脂質、たんぱく質が増加)微量栄養素が不足傾向にあります。 ビタミンはほとんど不足することはなく、ミネラルにおいてカルシウムや鉄、微量栄養素が不足していると言われています。 不足する栄養素を補うことが大切なことで、出来れば食事から補うことが可能であれば更に素晴らしいことでしょう。 あなたにとって不足する栄養素は何ですか? 食事はバランスよく摂れていますか? 睡眠は十分にとれていますか? 運動不足でありませんか? 次回 不足する栄養素(微量ミネラル)について詳しくみてみましょう。
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