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タイトル 天災の見舞い状(2) 
コメント 可能ならとんでいきたい意志を示すのは、相手を力づける。相手の身になって言葉を選ぶ。

天災の見舞い状(2)

 


 

 昨夜御地を襲った台風で、ずいぶん浸水したところがあるようですが、貴工場、関係皆様のご自宅はいかがかと案じ申しあげております。

 御地までの交通は寸断とのことで、参上することもかないませず、どうしたものかと思案しているところです。復旧しましたら、ただちにお見舞いの品を持参いたしますが、他にご入用なものがございましたらぜひお申しつけください。ご遠慮は無用でございます。

 何かとお取り込みでご苦労もさぞかしと存じますが、どうぞご自愛のほどお祈りしております。

 まずは取り急ぎ、書中にてお見舞い申しあげます。

早々