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検査データで分かる事(尿検査・血液検査)

= 検査データで分かる事(尿検査) =

 尿検査は、臨床検査の中では、一番馴染みのある検査です。御自分で尿糖や蛋白をテストテープで判定された方も多いと思います。量を測定する定量的な検査と試験紙(テストテープ)により判定する定性的な検査があります。通常の健康診査(老人を含む)では、蛋白、糖、潜血(血液が尿に混じる)の有無を調べる定性的な検査が行われる事が多く、必要に応じて精度の高い定量的な検査が行われます。ここでは、「健診結果チェック読本」(監修 伊藤健次郎)を基に検診や人間ドックで行われる一般的な尿検査を整理してみました。

 

「福岡県薬剤師国民健康保険組合」の小冊子より引用

 

=  検査データーで分かる事(血液検査) パート1 =

 血液は、約1分間で全身をめぐり、酵素や吸収された栄養素を組織に運び炭酸ガスや老廃物を送り出す作用があります。血液は一定のPH(ペーハー)弱アルカリに保たれていて、血液中の白血球による抗菌作用や抗体・免疫グロブリン等により身体を守る働きをしています。全身の健康状態を知る上で、血液検査は基本的で重要な情報を提供してくれます。
 血液検査は、早朝空腹時の採血が原則であります。食事内容によって大きく影響を受ける検査項目があるからです。血糖や中性脂肪がそれに当たります。食事内容だけでなく、運動やストレス、服用している薬にも影響を受けます。検査を受ける時には、医療機関の指示に従って下さい。

 

 

= 検査データで分かる事(血液検査) パート2 =

 一般に行われる血液検査項目は今回で終わりです。血糖値(血液中の糖分の値)一定の範囲内(70~160mg/dl)に維持され、体全体のエネルギー源として利用されています。血糖値は食事の影響を受けやすく食前、空腹時と食後ではかなり値が異なってきます。
 健康な方では、食前の血糖値は70~110mg/dlで食後に糖質が吸収されえると、この血糖値は1時間後にピークに達して130~160mg/dlになります。次第にこの血糖値は元に戻ります。従って血糖値の検査の時には食時との間隔や採血された時間が考慮されます。

前回の血液検査に続いて、血糖、白血球数、尿酸値を載せています。”健診結果チェック読本”より引用