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タイトル K.薬の飲み合わせについてーその2- 
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お薬講演その11

 血ビタミンKは凝固因子の一つですが、ワーファリンが凝固因子を抑えるということは、血液が固まり難くなる、サラサラになることです。栓を抑えるというワーファリンの作用は、梗塞を起こし易い方にとっては都合がよいわけです。 この効果がなくなると、血栓ができやすくなるので、本来効果として期待している効果が出なく、むしろ薬が効かなくて血栓症状が出てくるということになります。 納豆を食べるとワーファリンの作用が落ちますよということです。
 納豆に中に入っているビタミンK、また、納豆がビタミンKを含むだけでなく、腸の中でビタミンKをたくさん産生しますので納豆を食べてから1週間前後ビタミンKを腸のなかで産生されます。 納豆を食べたその日だけでなく、ワーファリンを飲んでいる方は納豆を食べれません。納豆だけでなく他のものもあります。 後ほどご紹介します。 これは実際にワーファリンを服用している方が、納豆100g食べた時、このトロンボテストというのがあります。 これが上がると血液が固まり易くなります。下がるとサラサラに固まり難くなる。 納豆を食べると、急激に高くなります。 と言う事は、血液が固まりやすくなるということを示しています。 くすりの効果が無くなってしまいます。
納豆や、クロレラや大麦若葉、は絶対服用しないこと。ビタミンKが多く含まれます。クロレラや大麦若葉というのは健康食品で、もちろん緑黄色野菜の不足する方には問題ないわけですが、ただ、ワーファリンをのんでいる方には薬の効果がなくなってしまいますので、摂らないようになさって下さい。食べ物の中でもブロッコリー、パセリ、春菊、小松菜などはビタミンKを沢山含んでいます。実は野菜だけでなく、緑茶の中、玄米茶とか普通の番茶は問題ないのですが、高級な煎茶、玉露の中にビタミンKが沢山含まれると言われています。

1日何杯も飲みワーファリンと言う薬を飲む方は気を付けて下さい。
食べ過ぎにはご注意。普通の緑黄色野菜など、このんで多く食べる方、ボールに一杯、1日に何杯も、極端な食べ方をする方は注意なさってください。

グレープフルーツジュースです。
グレープフルーツジュースで影響を受ける薬はいろいろあります。
睡眠を改善する薬、血圧を下げる薬、コレステロールを下げる薬、免疫を下げる薬など。

血圧を下げる薬で、グレープフルーツジュースで影響を受け薬の効果が強くなることがあります。
グレープフルーツジュースに含まれるフラボノイド、クマリンという成分が、肝臓の代謝酵素を抑え、薬が代謝されずに血液中に沢山残り、薬の効果が強くなります。
血圧をさげる作用がある、カルシウム拮抗剤と呼ばれる薬が影響を受けます。
グレープフルーツジュース200ccと一緒に飲んだ時と水だけでのんだ場合のグラフです。

グレープフルーツジュースと一緒の飲んだ時のほうが2倍~3倍の血液中の濃度になっています。
高齢者の方で腎機能、肝機能の悪くなった方は若い人に比べ血液中の濃度が高くなるとお話ししましたが、それと同じように、年齢ではなく、飲み合わせの関係で、グレープフルーツジュースを飲用すると、こう濃度が高くなります。
グレープフルーツジュースは飲用したその時だけでなく、数日間にわたって影響を与えます。