お薬講演その8
内用薬と外用薬とは別に保管しましょう。 殺虫剤や、防虫剤は別に置きましょう。 薬以外のものと区別して置きましょう。 坐薬はこれから気温が高くなるので、あるいは水薬、咳止めとか、水薬は気温が高くなってくると、中にシロップ剤が入っていて、非常に細菌の繁殖が高温と共に増えてくる可能性が高くなってくるので、冷蔵庫に保管してください。 頂いたお薬はなるべく、たとえば2週間で飲むお薬は、2週間で飲むように。 勿論飲み残しはあるわけで、毎食後飲むお薬を、お昼、ちょっと忘れて、急に何かを思い出して、外出して忘れていたということはあります。 そういった時は、前の薬、から飲んで頂きたいのです、お薬が変わらないときは。ただ、お薬が変わったときは、昔の薬を思いだして、この説明の資料があるからと、自分勝手に飲もうというのはいけません。 今出ているお薬をキチンとのんで頂きたいのです。 それから、症状が似ているからといって、他のひとの薬を飲むのは止めましょう。たとえば睡眠剤を、わたしにはいいから、あなた、どうぞとか。 人からもらったお薬をのんでみようというのはなるべく止めてください。 心臓の貼り薬を頭痛にいいからと頂いたという話しもあります。 そういった正しくない使い方は止めていただくようお願いします。 薬局でお薬をお渡しするときに、シップ薬が何種類か出ていることがあります。 患者さん同士でシップ薬の交換があります。 ご自分に出ている薬はご自分の薬です。 どうしても自分が使わない薬は、使いませんということを、医療費節減、無駄をなくすという意味を含めて病院におっしゃってください。 また、残っているお薬があれば、残っていますので、今回はいりませんとおっしゃってください。 お薬の利用の仕方です。 最初に医療用のお薬と市販のお薬との違いを理解していただきたいと申し上げましたが、理解していただくと同時にどんな利用のしかたをしたらよろしいか、基本的な考えだけをのべさせていただきます。 比較的軽い症状で用いるのが市販薬、病院にかかるほどではない、ちょっとした軽い症状の時利用するのが市販薬、大衆薬。 ちょっとおなかが痛いというときの正露丸、胃薬、風邪薬など。 ただしそういった薬をつかっても症状が、3日、5日、長くても1週間改善しないときは、病院に相談して診断を受けてください。
自分勝手にこの薬を使ってよくなったから、あるいは、ほかの売薬を購入して使うことがないようにしてほしいものです。 もちろん病院を選ぶ前、最初から大きい病院に行くのではなくて身近なかかりつけ医、診療所といわれるところに先ず相談すること。 診療所で相談なさって、自分の自覚症状から検討してそこで診断がついて、お薬の処方箋を出していただいて症状が改善すればよし、もし改善しない場合は、先生に、検査の結果を持ってちょっと大きい病院に行きませんかと紹介状を書いていただく。 そうして、診療所から病院へ。どうしてもというときは大学病院へ。この流れが医療ピラミッドです。 最初から大きい病院に行きますと、大きい病院は混乱して、待ち時間3時間、診察3分。 おおきな病院に軽い症状でかかっても、先生にとっては、何で風邪くらいで、ということになります。市販の薬でとりあえず症状を見る、それでよければよい、そうでなければ、開業医で診察を受け様子をみる、ということです。 薬の正しい使い方、飲み方です。 先ほどお話ししましたが、皆さんにぜひご理解して頂きたいのは、用法用量をキチンと守ってください、薬を適正使用するということです。 そのことによって副作用も軽減します。 飲みかたを間違えることによって、思わぬ副作用が発現することもあります。 本来薬に伴う副作用ですが、正しく服用すれば、通常問題ない副作用が、正しく服用されないために、でてくる副作用があります。 副作用を軽減するためには、むやみやたらと薬を飲まない、必要な薬だけを飲むことです。 お薬に依存しないこと。 たとえば、眠れないからと睡眠薬だけに頼るのではなくて、日中なにか、体が疲れるような、あるいは体を動かして疲れるような行動を模索しながら、お風呂に入りゆっくり寝むという形でしないと、いつまでも睡眠薬とは手が切れません。 便秘薬もそうなんですね。 だからといって睡眠薬を怖がる必要はありません。 昔と違って、いまの睡眠薬は翌日に残らない、非常に翌日目覚めのよい睡眠薬になっています。飲んだからといってボケが進展するわけではない。 よく睡眠薬でボケるでしょうと言われますが、そんなことはありません。 お間違いないように。 それから市販薬に頼りすぎると危険なこともあります。 さっきの話の続きになりますが、軽い症状の時は自己判断で、利用なさってよいです。 出来たら、薬局薬店で相談しながら、症状がひどいときには病院へということでした。
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