お薬講演その5
中には、先ほど言った病院で使われている実はこのニコレットという薬は、以前病院で使われていたお薬です。 ところが、数年前から薬局薬店で売れる商品になりました。これは禁煙補助剤といわれるものです。 この会場の中でタバコをお吸いになる方いらっしゃいますか?もしタバコを吸っているのだが、タバコを止めたいとお考えのお方いらっしゃいましたら、薬局でニコレットをご相談されてみて下さい。 実はガムの中にニコチンが2mg入っています。 タバコですと、ニコチンのほかにいろんな有害化学物質が入っています。 葉が燃焼することで、一酸化炭素が発生します。 一酸化炭素が発生することで、心筋梗塞の方や、循環器障害の方はタバコを吸うと血液の中のヘモグロビンが酸素と結合せず、一酸化炭素と結合し酸素欠乏に陥ります。 冠動脈疾患の方には危険因子の一つになります。 そういった中でタバコをどうしても止めることができない成分で依存性に寄与しているのがニコチンなのです。 ニコチンだけを含んだガム、これは禁煙補助剤です。
そのガムを噛むことで、口腔から、唾液からニコチンを吸収することによって、タバコを吸った状態に体を持って行きます。 タバコを吸いたくなったらこのガムを噛むのです。歯と歯茎の間に入れる、そこからニコチンを吸収する また、タバコを吸いたくなったら次のガムを噛む、そういうことで、このニコレットを少しずつ1日に使用する個数を減らして、3ヶ月を目途に、禁煙に導こうとするものです。
私も多くの方に禁煙ガムをお奨めして禁煙にうまく導くことができました。 とても役に立つ薬です、正しく利用されさえすれば、、、。 しかも肺癌を予防する、タバコを吸うことに依って肺癌の発生率が高くなります、そういう意味で、禁煙運動のその中で、役割を果たす禁煙補助剤と思っています。
その横にあるガスター10です。これも医療用の薬で、胃酸の分泌を抑え、胃炎・潰瘍に使われていると言いました。 現金で買える医療用の一部になりましたと申し上げました。その中で医療用の20mg成分が半分だけ入っています。
これも医療機関だけでしか出せない薬でしたが、、もうずいぶん前からガスターなど市場には同一成分、同効の他にいろいろな名前の商品があります。 胃の痛み、吐き気がひどい時に1日2回までですが、飲むと市販の薬にしては、結構効き目がシャープであります。 ただしこれは、店頭でかごに入っているのを自己判断で勝手に取って求めるというのではなく、「こういう症状ですがどうでしょうか」と聞きながら、4~5日経っても症状が改善されない時はちゃんと病院に行きなさいよ、と、指導を受けながら服用するお薬です。転用大衆薬の中でも服薬指導の大切な薬です。
こんなお薬を求められるときは相談できる薬局を是非ともご自分で見つけてご相談ください。
ではお薬の形にもいろいろありますということを申し上げます。今日は盛り沢山の内容になります。眠くなるかも判りませんが、しっかりお聴きください。 お薬もいろんな形があります。 先ほどは内服薬を中心にイラスト、写真をご覧にいれました錠剤やカプセル、先ほどは出てきませんでしたが、漢方薬、胃薬の粉薬、顆粒は内服薬ですね、外用には、シップ薬、心臓の貼り薬、女性のホルモン剤の貼り薬もあります。 呼吸を楽にする貼り薬もあります。痛みを止めたり、熱を下げたりする坐薬、かゆみをとめる軟膏や、呼吸を楽にする吸入薬。 吸入剤もいろんな種類があります。 予防的に使うお薬から、発作がきたときだけ吸入する薬などがありますので使い方を理解した上で利用して頂きたいものです。 それから注射薬、インシュリン注射です。今まではカートリッジの中に挿入して使われていましたが、最近は使い捨てが多いですね。自分で何単位とコチコチまわして使う、なくなったら新しいのと交換する。非常に便利がよくなってきています。 もう少し詳しくご説明いたします。 内服薬というのは口から服用する、食べ物と同じようなものです。 食べ物は口から入って食道を通って胃で細かく吸収されやすい形になって吸収される。 もちろんその中には消化液とか唾液とか各種消化酵素が関与し、消化を助けます。
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