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タイトル 微量ミネラルについて 
コメント 亜鉛と味覚障害

亜鉛と味覚の深い関係

 

 ミネラルは人の身体を構成する成分の約4%にすぎないものの、非常に重要な役割をしています。

ミネラル以外のほかの栄養素である、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンだけを摂取しても、ミネラルがなければ、それらがうまく働くことはできません。

 ミネラルの役割の1つに、身体や組織の構成成分になることがあります。体内にある亜鉛のうち約60%は筋肉に、約25%は骨にあります。残りは血液中や肝臓、前立腺など全身の組織、細胞内に分布しており、そのほとんどはタンパク質と結合しています。

  亜鉛は200種以上の酵素の構成成分になるなど、酵素反応の活性化や体内のさまざまな代謝活動に欠かすことのできないミネラルであることがわかってきたのです。

  さらに、タンパク質や骨、ホルモンの合成、細胞分裂に関係しているため、身体の成長や脳の発育に非常に重要です。免疫機能を維持するとともに、細胞分裂を促進する機能があるので、傷や組織を修復する働きもしています。

  最近、特に注目されるようになったのが、亜鉛と味覚の関係です。若い女性などの間で、味覚機能が低下する味覚障害が増えており、その原因として亜鉛不足が指摘されているからです。そのほか、すい臓から分泌され、血液中の血糖値を下げる役割をしているインスリンの生成と貯蔵、活性酸素の除去などの働きもしています。