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タイトル 花粉症 
コメント 漢方薬の利用の仕方

 

 〓 花粉症 〓

 花粉症は昭和50年前後より目立ってきました。数十年前に植林されたスギが開花の適齢期を迎えたことが主な原因と考えられています。更に食生活の変化による過敏症体質の方が増えたことや、エアコンの普及による室内の乾燥や機密性の増大、人間関係によるストレスの増加なども要因となっていると考えられています。昨年は大量のスギ花粉が発生しました。多くの方が目の痒みや鼻水で悩まされたようです。店頭でも例年になくアレルギー性鼻炎の相談が増えていました。今年も昨年ほどではないとの予想ですが、花粉症で悩まされる方が多くなるのではないでしょうか。スギ花粉だけでなく、カモガヤ(イネ科の雑草)ヨモギ、ブタクサなどのキク科の雑草も花粉の原因となります。

 

花粉症と風邪症状の違いについて 

 花粉症の症状は目と鼻に主に症状が現われます。

目のまわりが痒くなったり腫れ上がったり、又鼻の場合にはくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどです。時に症状が喉の痛みや咳、頭痛などにおよび全身症状にいたることもあります。風邪を引いたと思って薬を服用いたけれどいっこうに症状が改善しないといった場合があります。これから春先にかけて、目や鼻の症状が酷い時には花粉症を疑ってみられるとよいでしょう。花粉症の場合、発熱症状は殆どでることはありません。鼻水は無色で透明であることが殆どです。 

 

花粉症の対策 

 花粉症の対策は「花粉に接しない」「花粉を吸入しない」が鉄則です。

 風のある晴れた日には外出を控えたり外出時に専用のマスクやメガネを着用する事でかなり防ぐ事が出来ます。布団や洗濯物に花粉が付かない様に取り込む時に花粉を落としたり外出後は髪や衣服についた花粉をよく落とす事が必要です。

    〈 分類 〉 

① 抗アレルギー薬

② 抗ヒスタミン薬

③ ステロイド薬

④ 自律神経作用薬

⑤ その他 漢方薬

 

 薬物療法

 内服薬と外用薬の利用が中心となります。抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の服用と点鼻薬を使用することで花粉症の症状を抑える事ができます。

 市販薬には鼻水やくしゃみを止める抗ヒスタミン薬としてのマレイン酸クロルフェニラミンという成分や目や鼻の充血やうっ血を抑える末梢血菅収縮薬としての塩酸ナファゾリン・塩酸フェニルプロパノールアミンという成分が配合されています。又鼻水を止める抗コリン薬としてベラドンナアルカイドなどが含まれています。各メーカーから色々な薬が販売されていますが効果的には殆ど変わりなく、本人に合うか合わないかの程度だといえます。

 一方、医療用の薬には抗アレルギー薬と呼ばれる市販薬にないタイプの薬が処方されます。花粉が飛散する前から早めに服用することによって症状を軽くする薬です。眠くなることもすくなく、仕事を持った方にお奨めです。しかし症状の酷い時には抗ヒスタミン作用のある薬やステロイドの使用が必要となります。  

  花粉症はもとより抗アレルギー薬や医療用の点鼻薬についての相談はお近くの医院で御相談されて下さい。市販薬・漢方薬以外については薬局に相談に来られた場合には医療機関を紹介いたします。

 

〓 花粉症 〓

  アレルギー性鼻炎

 早春の頃からお天気がよく風の強い日には花粉がよく飛んでいるようで、花粉症のある方にとってはつらい季節です。
花粉症の症状は人によって様々ですが、クシャミ、鼻水、鼻づまり、眼の痒みなどが主な症状です。
花粉症などのアレルギー性疾患は、主に体質が原因となっている為、長期的には抗原に対する免疫力をつける減感作療法やヒスタグロビン療法が利用されたりしますが、完全に治すことは現在の医学では難しいといえます。
日常的には症状を軽くする予防的治療や症状が出たときに対処する対症療法が利用されています。



アレルギー性鼻炎
 花粉などが原因(アレルゲン)となってくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどがおきる場合アレルギー性鼻炎といいます。
花粉以外のアレルギー性鼻炎の原因物質として、家のなかのゴミやホコリ、ダニ、かび、ペットのふけや毛などが原因(通年性)でおこるハウスダストや大気汚染物質などがあります。
特に花粉症(季節性)は季節によりスギ、ヒノキ、オオアワガエリ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなどの花粉が原因で10歳台後半から30歳代の発病が多くなっています。
花粉症は花粉をアレルゲンとして吸入し、体の中に抗体がある程度までたまらないと生じません。
人によって花粉の吸い込む量、生活環境、体質が異なりますから発症の程度は異なってきます。


 

治療法
予防的治療・・・アレルゲンとなるものとの接触をさける。
(実際には不可能に近い。)
予防的な薬・・・抗アレルギー剤の使用。
症状を軽くしますが治すものではありません。
対症療法・・ 抗ヒスタミン剤、ステロイド剤。
症状をその場限りでおさえるもの。
殆どがこれに相当します。
減感作療法・・・ 免疫力を強くする療法。
(時間がかかり、症状の重い方が対象。)
ヒスタグロビン療法・・・ 詳しい作用は不明ですが、減感作療法と同様免疫力を強くする。
(効果は完全ではない。)
その他漢方薬による治療、食事療法がありますが高脂肪、高蛋白を避け、バランスの良い食事、特に緑黄色野菜を充分にとることが体質を変えたり更にはガンに対する抵抗力をつけたりすることが判っていますので日常の食生活に充分気をつけて下さい。
 
 
 
 

日常、気をつけること
・外出時メガネとマスクの着用。
・帰宅時花粉を払い落とし、うがいをする。
・風の強い日には、窓を開けない。
・規則正しい生活、充分な睡眠。
・花粉飛散前から適切な治療。

アレルギー性鼻炎に用いられる漢方薬について
 花粉症に似た症状は古くから漢方の医学書「諸病源候論」に記載されていて、治療法についても詳しく書かれています。
さて現在の花粉症は東洋医学的にみて、主に次の五つのタイプに分類されているようです。 a.水毒型 (お血(フルチ)+水毒を含む)
b.お血型(血虚を含む)
c.胸脇苦満+水毒型
d.寒症型
e.胃腸虚弱型
 この中でもaの型が割合が多く、漢方薬として一番多く利用されているのが 、小青竜湯(ショウセイリュウトウ)やさしい言葉で申しますと水分の代謝をよくする 漢方薬とお考えください。
発汗させ尿をよく出させて体の中に居座っている病気を退治しようというお薬です 。
葛根湯と同じように太陽病という病気の初期に利用されるお薬です。
小青竜湯という漢方薬は麻黄、桂枝、五味子、乾姜、細辛、半夏、芍薬甘草の八つの生薬から構成されています。
冷え性を改善する温める漢方薬で、内臓に貯まった余分な水分を尿として排出する利尿効果もあります。
また苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)という漢方薬もaの型にもちいられる水の代謝を良くする薬です。
めまいやふらつきのあるときに利用されています。
bのお血症のとき(東洋医学で血液の流れの悪い状態のこと)には、当帰芍薬散 (トウキシャクヤクサン)がもちいられます。
この漢方薬は安産の薬といわれるほど、ご婦人方にお馴染みのお薬です。
便秘勝ちでのぼせ気味しかも手足が冷えるお方には、同じように血液の流れをよくする桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン) などが利用されます。
こういった漢方薬は全身症状を正常な状態に導き症状として発現していた花粉症状も同様に改善してゆくわけです。
cの型では胸の上腹部との境(横隔膜の付近)が重苦しい状態、つまり「胸脇苦満(キョウキョウクマン)」といわれる状態で横に沿って肩が凝りやすいタイプの人に柴胡剤といわれる小柴胡湯柴苓湯を小青竜湯 と一緒に服用すると効果的だともいわれています。
dの型では体を温める働きの強い麻黄附子細辛湯、真武湯、四逆散、八味地黄丸が利用されます。
eの型では 六君子湯(リックンシトウ)、 補中益気湯が胃腸を整え体質を改善し花粉症にも効果を発揮します。

 

比較的多く利用される漢方薬を列挙しました。
体質にあった漢方薬を服用することで花粉症からも楽になることも可能になり 同時に全身症状を改善して行くことが漢方にはできそうです。
最後にお薬は飲み忘れるむことはあっても食事は食べ忘れることはありません。
偏った食事や冷たい飲み物を頻繁に摂られる方は、まず食生活や生活習慣を見直されては如何でしょう。

 

 気持ちも弾む春。なんだか、眼がショボショボ、鼻がグズグズ・・・

花粉症は、せっかくの気持ちのいい季節を、重い気分に変えてしまいます。

この季節は、まず花粉と仲よく付き合い、しっかりと予防することも大切です。

 

③スギ花粉の飛散量はほぼ3年周期があります。前年の夏の気温と関係しており、前年の夏が暑いほど翌年の春は飛散量が多くなることが分かっています。

④スギ花粉の飛散は日本列島の南の地域ほど、またその年の1月の気温が高いほど早く始まります。九州から東海にかけての列島南部ではほぼ2月上旬から中旬、東北、北海道などでは3月上旬から下旬に飛散が始まります。

⑤さまざまな花粉防止用マスクが薬局などで市販されています。この着用によって、花粉の収入量を80~90%カットできることがわかっています。普通の感冒用のマスクでも約50%吸入量を減らすことができます。

 

 = 花粉が来る! =

 今年もスギ花粉症の季節がやって来ました。今年のスギ花粉は、昨年の2~7倍も飛ぶと予測されているそうです。早めの対策を!!

 

<日常の花粉症の対策>

 花粉の飛びやすい季節は、洗濯物や布団を屋外に干すのを避けたい。やむをえず干す場合は、花粉は朝と夕方に飛散する量がふえるので、10時以降に干し、4時前には取り込みたい。取り込む前によくたたいて、花粉を落とす。

 

 

 

 どうしても外出する必要がある時は、マスクをして下さい。家に入る時は洋服をよくはたいてから入る。

 

 

 

 

 

 天気のよい日、風の強い日は、花粉の飛散する量がふえる。できるだけ外出は避け、窓もあけないで過ごしたい。

 

 

 

粘膜を丈夫にするカルシウムやビタミンAの豊富な食品を多く食べる様に心がける。

 

 

 

 

 規則正しい生活と食事・睡眠を心がける。

 

 

 

 

 

 

 = 花粉症 =
 「花粉症の時期」と聞いただけでくしゃみや鼻がズルズルしてくる方はいませんか?花粉症の方にとってはとてもつらくていやな季節となりました。
 さて今回、花粉症の症状と予防について簡単に整理してみました。
 花粉症はアレルギー性鼻炎お一種です。くしゃみや鼻水、鼻詰まりを特徴とするアレルギー反応のⅠ型と言われるものです。本来、花粉を吸い込んだ場合、生体の防御反応でくしゃみで吹く飛ばしたり、鼻水で洗い流したり、鼻詰まりで侵入を防いだりします。人間にとって、この症状は自然で決して悪い反応ではありません。ところがある特定の人にとっては病的な反応を示す事があります。これをアレルギー反応と言います。花粉に敏感な人は図に示す様なアレルギー反応を示します。


 その結果、くしゃみや鼻水、鼻詰まりを特徴にした花粉症状を示します。アレルギー症状は花粉以外にもダニやカビ等でも起こります。花粉が飛散している時期にだけ症状が起こる鼻アレルギーを花粉症と言います。
〔花粉の種類〕
 スギ花粉を代表に飛散時期が14日程遅れるヒノキ花粉、五月の連休明けから7月に飛散するイネ科の雑草(カモガヤ等)8月~10月に飛散するブタクサやヨモギ等があります。
〔花粉症の検査〕
 何が花粉症の原因になっているかを確かめる為に幾つかの検査があります。
①「鼻汁検査」・・・・・・鼻汁の一部をとって鼻汁細胞を調べ、アレルギー性鼻炎かどうかを診査する。
②「皮膚テスト」・・・・・皮膚テストで何が抗原(アレルギーを引き起こすもと)かを判定する。
③「鼻粘膜誘発試験」・・・②の皮膚テストで陽性となった物質が付着したろ紙を片方の鼻の中に入れ、くしゃみや鼻水が出るかどうか調べる。
④「血液検査」・・・・・・血液中にどんな物質に対する抗体があるかその量で調べる。